まいごのまいごのみずのさん

主に関西南部のホール&大阪の小劇場で照明をしている大阪在住名古屋人みずのさんのだらぐだ日記

「S.P.A.M.69」

2006年 12月 25日
先週、12月16日(土)に愛知芸術劇場小ホールでロックミュージカル「S.P.A.M.69」を観てきました。
元々この日は、ロック歌舞伎を観るために名古屋に行くつもりだったのですが、名古屋へ行く数日前になって「S.P.A.M.69」の公演があることを知り、どうしても気になったので観に行くことにしました。

都会の中にありながら人々から無関心を決め込まれた朽ちた遊園地。誰もが目の端に映しているはずなのに都市伝説くらいでしか話題にのぼらないその立ち入り禁止地区には、捨てられた大人達と笑顔の化粧を施された子供達が生きていた。夕暮れには美しい歌声が、深夜には激しいノイズがその存在を訴えても、そこは在りながら「無い場所」であった・・・
あのエレキギターのイントロダクションが鳴り響くまでは・・・


観に行くきっかけは、私が大好きな「地球タイヘン大講演会」の出演者の方々が書かれているブログの記事(万博が終わってもブログが更新され続けているのは嬉しい)。江古野"RED"博士が「S.P.A.M.69」の告知をしていたのを読んででした。

お芝居が始まって一番最初の方は、ちょっとコミカルな感じで「あー、これってコメディーなのかなぁ」なんて思ったのだけれど、だんだんとシリアスになっていって、登場人物達の過去(結構辛い…)や意外な人間関係(この人とあの人はそんな関係だったの!? とか)が明らかになっていって、どんどんとお話に引き込まれていきました。
猫林さんの歌声がステキだったり、自分が父親を殺してしまったことを知って嘆く茶谷君が切なかったり、みんなのお母さん役なロクロが見た目に寄らずとっても優しくてカッコよかったり、虐待する親達を憎み虐待された子供達を守るジンジがとても頼もしかったり、金をせびってばかりのダメお巡りに見えてた小沢が実は結構いいヤツだったり、ただ能天気に「誰か来たよ〜」と歌ってるだけなのかと思ったロミオ&ジュリエットの意外な関係に驚いたり……それぞれの登場人物達みんなが個性的で光っていました。
一人で観に行ったのだけれど、誰か誘えば良かったと後悔してしまいました。
うぅ〜、再演しないかなぁ。もう1度観たい。みんなにも観て欲しい。そんな風に思わされた舞台でした。
ただ、「ロックミュージカル」と言うからには全編ガンガンにロックかと思いきや、それ程でもなかったような…。だからといって音楽がダメというわけではなく曲も詩もステキだったです。帰りにロビーで劇中歌のCDを買いました。そのCDにも入っている「いつもそばに」という歌はとってもお気に入りです。
本当にこの舞台を観に行くことができてよかったです。
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by azure_blue | 2006-12-25 23:12 | Comments(0) |
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名前:まいごのみずのさん
住処:大阪(2006年6月に名古屋から移住)
性格:熱しにくく冷めやすい/あきらめが悪い
特徴:方向音痴/犬が好き/ヘタレ/生まれも育ちも名古屋(でも名古屋弁は喋れない… )
2manjiインタビューで、ひととなりが分かるかも
好物:お芝居/作ったり、描いたりすること/動物/音楽/昼寝/食べること
日常:照明増員してたり、某所でパレードの裏方をしていたり、お芝居を観たり、たまに旅に出たり。
★まだまだ未熟者ですが、小劇場での照明プラン・オペや仕込み・バラシのお手伝い等々、ぜひお声がけくださいませ。