まいごのまいごのみずのさん

主に関西南部のホール&大阪の小劇場で照明をしている大阪在住名古屋人みずのさんのだらぐだ日記

観劇「それぞれの旅路」

2012年 06月 12日

久しぶりに名古屋での観劇です。
普段あまり海外の作家さんの作品を観慣れてないので、少し不安もあったのだけれど、観始めたらすっかりのめりこんでしまいました。おもしろかったです。
あらすじはチラシより↓

お話の舞台はイギリス南海岸のリゾート地の小さなホテル。
大英帝国の繁栄は今は昔、第二次大戦後の保守党と労働党の政権交代が繰り返される世相を背景に、客の多くは仕事や人生をリタイアして慎ましくも誇り高く暮らす「中流階級」の人々……、ああ、これは、今の日本の一風景か……。

第一話「窓ぎわのテーブル」
荒れた冬のある日、場違いな(一流の)雰囲気を身に備えた貴婦人が投宿し、常連の客達を驚かせる。この女性は一流のファッションモデルのようで、長期滞在客の飲んだくれ男を訪ねて来たようだ…。ホテルの面々が詮索する中、男と女の過去がよみがえる。

第二話「七番テーブル」
最近の(戦後の)セックス過剰の風潮は、ホテルの常連客達の眉をひそませるものがある。ところが……その常連客の一人が、実はヘンタイだった!? 身近に起こったハレンチ事件にホテルの人々の心は揺れる。道徳的判断? 偏見? 追放すべき? 許して良い?

第一話・第二話通して出てくるホテルの女性支配人のミス・クーパー(堀優子)がとても好きでした。強くて優しくて…でもいろんな辛い事や悩みを乗り越えて来ただろう、素敵な女性です。当日パンフのあまちんさんのごあいさつの中でも引用されていた「この境遇で手を打ったんです」と言う台詞は、ぐっと来ます。別に好きな人がいる人を、好きでい続けるのって辛いなぁ、でも強いなぁ…そんなふうに思います。
それから、ホテルの常連客で親子で宿泊している2人の娘の方、シビル・レイルトンベル(尾藤涼和)も好きでした。なんだか応援したくなる娘なのね。メンタルがあまり強くないようで、もう33になるのにいつもママの言いなり。でも第二話の最後でママにNoを言えた時は「よくぞ言った! シビル!」と思いました。
後は、ホテルのメイドさん達がなんだか良かったなぁ。それから、前に劇座の公演を観た時にも思ったのだけれど、やっぱり山田昌さんはいいですよね。名古屋の人なら「まーいっぽん、まーいっぽんとぉ! たいがいにしとかにゃいかんよ!」の鎌倉ハムのCMでおなじみの女優さんです。今回は競馬の予想が大好きな(と言うか、それ以外興味が無い)老婦人の役で、とってもおもしろかったです。
さて、次は「なんかの本で読んだ…」シリーズが観たいですなぁ。

劇座「それぞれの旅路」
作:テレンス・ラティガン(小田島雄志 訳「銘々のテーブル」より)
台本・演出:岩川均
日時:2012年6月8日(金)〜10日(日)
料金:3000円
場所:愛知県芸術劇場 小ホール
WEBサイト:http://www.gekiza.com/

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by azure_blue | 2012-06-12 01:44 | Comments(1) |
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Commented by 人気サイトランキング at 2012-06-27 05:58 x
はじめまして。
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名前:まいごのみずのさん
住処:大阪(2006年6月に名古屋から移住)
性格:熱しにくく冷めやすい/あきらめが悪い
特徴:方向音痴/犬が好き/ヘタレ/生まれも育ちも名古屋(でも名古屋弁は喋れない… )
2manjiインタビューで、ひととなりが分かるかも
好物:お芝居/作ったり、描いたりすること/動物/音楽/昼寝/食べること
日常:照明増員してたり、某所でパレードの裏方をしていたり、お芝居を観たり、たまに旅に出たり。
★まだまだ未熟者ですが、小劇場での照明プラン・オペや仕込み・バラシのお手伝い等々、ぜひお声がけくださいませ。