まいごのまいごのみずのさん

主に関西南部のホール&大阪の小劇場で照明をしている大阪在住名古屋人みずのさんのだらぐだ日記

観劇「FROZEN ─フローズン─」

2012年 01月 22日
ある日10才の少女ローナが行方不明に…そして、その20年後…
ローナの母ナンシー、連続殺人犯のラルフ、精神科医のアニータ、3人が直面する内面の氷の世界…怒り、悲しみ、憎しみ、そして……
"連続殺人は…許される行為だろうか?"
"悪意による犯罪と、病的疾患による犯罪の違いとは?"
ブリオニー・ラヴェリーのヒューマンドラマが遂に日本初演!!

2004年トニー賞 助演男優賞受賞 最優秀作品賞ノミネート作品の日本語版。作者のブリオニー・ラヴェリーはイギリスの劇作家だそうで、この作品の舞台もイギリスです。
次女ローナを殺され、犯人の死を望む母親ナンシー・シャーリー(山本純子)、幼少時に親から性的虐待を受けたことが原因の精神異常があり、少女の殺害に罪の意識が無い連続少女暴行殺人犯ラルフ・イアン・ワンテージ(三浦求)、ラルフと面会を重ね、彼を分析する精神科医アニータ・ゴッドマンズドーター(望月千寛)の3人と、刑務所の看守役(基本的に喋らない)の演出・桝井智秀の4人が出演し、合間合間に流れるピアノは生演奏。シンプルな舞台で、一幕1:40+休憩0:10+二幕0:55の作品。
とてもずっしりとした感触で、びりびり来る作品でした。観ていて一番緊張したのは、ナンシーがラルフと面会するシーン。彼女が娘を殺した犯人を前に取り乱してしまわないか、どきどきしました。
犯人が憎くて、ひたすら彼の死を望んでいた(イギリスは死刑制度が廃止された為ラルフは終身刑)ナンシーが、長女イングリッドの助けもあって少しずつ心が変化していく様が良かったです。それから三浦さんの演技が良かった! ラルフの異常さをよく表現していたと思います。
なんとなく台詞なんかから、海外の作品(翻訳した作品)だなぁと言う印象があったけれど、すごく考えさせられるテーマだし、お芝居を観たぞ! って言う満足感もあって、この作品を観ることができて良かったです。

ポータブル・シアター vol.3
「FROZEN ─フローズン─」
作:ブリオニー・ラヴェリー
翻訳:平川大作
演出:桝井智秀
出演:三浦求/山本純子/望月千寛/桝井智秀
ピアノ:元野雅美
舞台監督:松本知裕(CQ)
照明:追上真弓
音響:BGY
日時:2012年1月20日(金)〜22日(日)
料金:前売2000円/当日2300円
場所:大阪市立芸術創造館

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by azure_blue | 2012-01-22 19:31 | Comments(0) |
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名前:まいごのみずのさん
住処:大阪(2006年6月に名古屋から移住)
性格:熱しにくく冷めやすい/あきらめが悪い
特徴:方向音痴/犬が好き/ヘタレ/生まれも育ちも名古屋(でも名古屋弁は喋れない… )
2manjiインタビューで、ひととなりが分かるかも
好物:お芝居/作ったり、描いたりすること/動物/音楽/昼寝/食べること
日常:照明増員してたり、某所でパレードの裏方をしていたり、お芝居を観たり、たまに旅に出たり。
★まだまだ未熟者ですが、小劇場での照明プラン・オペや仕込み・バラシのお手伝い等々、ぜひお声がけくださいませ。